芭蕉翁句解 秋冬(下)《オリジナル板?》雪中庵蓼太 述

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22.5×15.8㎝
題箋 部分的な剥がれあり

全30丁

秋冬の句 1丁表
附録   15丁表~30丁裏
書林一覧  30丁裏~裏表紙裏

【因みに】早稲田大学図書館蔵本の
『芭蕉翁句解 秋冬・下』は写本も板本も「22丁表【画像7参照】」で終わり、22丁裏は「跋文【画像8参照】」から始まっている。

 上巻末【画像10参照】には
  「寶暦九(1759)己卯六日吉日」の他、以下のような書林一覧があるものもある
        京寺町二条上ル町 井筒屋庄兵衛
        江戸通油町    須原屋太兵衛
        大坂場断町    大和田安兵衛板
        
    とあるが、出品本と全く違う。
    
【参考】早稲田大学図書館蔵蔵本の中に、出品本と同じ版心書名・丁付けの板本があるが、他の早稲田大学図書館蔵本と同様、22丁表で終了。22丁裏は白紙。次の丁の表から跋文が始まる。

何故そうなっているのか。

 ある解説書に「『芭蕉句解』(蓼太著)宝暦9年(1759年)11月、刊。芭蕉の発句86句を注解したもの。」とあり、その釋文(テキスト化されたもの)を参照したら、その86句目が

 「松葉(イニゴ)焚て手拭あふる寒かな
蓼云、田家にて松葉をゴといふ、此事にや。諸書に「ごを焚て」とあるハ誤なり。」【出品本では21丁裏】

で終わっていた。
 その解説文に發句が86句あるかは検証していないし、この板本にも「86句」に含まれていない?句もあるので、確かなことは判らないが、大筋では、86句から外れた句、つまり22丁裏からの句を省いたものと思われる。
 しかも、それらの句は「蓼太」の簡単なコメントか、ただ、句を前書きごと抜き出したものが殆ど。だから、当初オリジナルで出版したものの、詳しい「解」の無い部分を省いたのではないかと思われる。
 (または、後日「解」を加えようと候補の句を書き出しておいたものをそのまま出版したのかも知れない。)

 「オリジナル」のままの『芭蕉句解 秋冬』と言うことで、出品本は希少価値があるのかも知れない。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫喰いあり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。

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